PAS社開発の統合型アクティブ・ノイズ・コントロールを新型エルグランドが量産車初搭載

PAS社開発の統合型アクティブ・ノイズ・コントロールを新型エルグランドが量産車初搭載

車載インターフェイスおよびインフォテインメントのグローバルサプライヤーである、パナソニック オートモーティブシステムズ社(PAS)は、シリーズハイブリッド車のロードノイズとエンジンノイズの双方に対応する世界初の統合型アクティブ・ノイズ・コントロール(ANC)を開発。新型日産エルグランドのXグレードとGグレードの標準オーディオ仕様に量産車として初採用となった。

フルモデルチェンジを経てこの7月から発売開始となった日産の高級ミニバン、新型エルグランド

このシステムは、車両走行時に車内に伝わる路面からの振動に起因するロードノイズおよびエンジンから伝達される振動に起因するエンジンノイズをリアルタイムで低減するもの。従来はロードノイズとエンジンノイズは、それぞれの周波数特性に応じた異なる制御が必要とされ、特にロードノイズは、路面状態や車速に応じて周波数や振幅が複雑に変化するランダムかつ広帯域なノイズのため、リアルタイム制御が難しいとされてきた。今回、新型エルグランドに搭載された技術では、広帯域の騒音に対応可能なANCを開発したことで、走行条件に応じて変化するロードノイズおよびエンジンノイズの騒音に柔軟に対応し、高精度なノイズ低減が可能となり、車内の静粛性向上に貢献するとのこと。

車両各所に搭載された加速度センサーが騒音と高い相関を持つ振動を検知し、取得した振動信号を、PAS社が独自に開発した信号処理アルゴリズムで騒音を予測・演算。これに基づき、車載スピーカーから逆位相の制御音を生成して放射することで、音波干渉を利用して車内の騒音を効果的に低減する。

統合型ANC搭載オーディオアンプ

これまで、エンジン騒音は主に200Hz以下の低周波数帯域を対象とした狭帯域の専用制御方式で対応されてきやが、本技術では、加速度センサーを活用した制御系と車載オーディオシステムを統合的に用いることで、ロードノイズとエンジンノイズから発生する広帯域の騒音を同一システムで制御することが可能となった。これにより、路面状態や走行状態の変化にも追従し、高精度なリアルタイム制御による安定したノイズ低減性能を実現。また、ロードノイズやエンジンノイズに起因しない音声は低減対象としないため、車内の音楽・会話・通話をクリアに聞くことができる。

パナソニック オートモーティブシステムズ社 https://automotive.panasonic.com/

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【モデルカーズ】あれから約半世紀、スーパーカーブームに何を思う【Lamborghini Countach LPI 800-4】
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【モデルカーズ】あれから約半世紀、スーパーカーブームに何を思う【Lamborghini Countach LPI 800-4】

漫画、『サーキットの狼』がきっかけを作った“スーパーカーブーム”が日本列島を縦断してから半世紀ほどの歳月が過ぎ去った。現在も自動車趣味に没頭する永遠のスーパーカー小僧であれば、当時を懐かしく思う反面、あれ以来クルマを通じて周りの誰も彼もと盛り上がれる瞬間が訪れていないことに寂しさを覚えるかもしれない。あの頃スーパーカーに夢中だった仲間たちはいったいどこに行ってしまったのだろうか――。 スーパーカーブーム以降、自動車にまつわる流行として、強いて言えば1980年代後半から1990年代前半にかけて、F1ブームというものがあった。それこそ街を往くフツーのOLのお姉さま方であってもセナの名前くらいは知っていたハズだ。しかし、あれはホンダの参戦と、それ以上に分かりやすいドライバー同士の軋轢、人間模様が相互作用してのことで、スーパーカーブーム時のクルマと言う“ハードウェア”に皆が夢中になったのとはちょっと種類が違ったかもしれない。 スーパーカーブームは外国車が対象でありながら、実は日本固有の現象であったというのは良く知られるところ。無論、王者フェラーリの365GT4BBや512BBに挑むチャレ