【メカ好き必見】老舗腕時計ブランドのCORUMが新作アドミラルを発表【WATCHES&WONDERS 2026】

ブランド再構築で伝統のアドミラルを刷新
1955年創業のスイス高級腕時計ブランドであるCORUM(コルム)は、この4月にジュネ―ヴで開催されている新作ウォッチの展示会「WATCHES&WONDERS 2026」に初出展。注目は、昨年から始動した原点回帰のリブランディングにより、同社の象徴であり海へのオマージュを表現した「アドミラル」コレクションのリニューアルで、ケース、ムーブメント、ブレスレットの至るまで全設計を一新して、直径39mmと36mmの2サイズ全11の新世代モデルとなる。

12角形ケースや国際海洋信号旗インデックスといった象徴的要素ベースに、デザインやバランス、視認性、装着感といった各要素を再検証。従来からの伝統的なイメージを維持しながらも現代にフィットするよう再設計し、ひと目で「アドミラル」と認識できるアイデンティティを保ちながらも、日常ユースでの完成度を高めたコレクションへと進化。具体的には、アイコンでもある国際海洋信号旗を従来のグラフィカルな表現から立体的なトラペーズ(台形)型アプライドインデックスへと変更し、光の反射によって奥行きと高級感、判読性を獲得している。


そして、新世代アドミラルのもうひとつのトピックは、新進のムーブメントメーカーであるCONCEPTO(コンセプト)社との共同開発となるコルム専用自動巻きムーブメントCO231の搭載だ。12時位置にテンプを配した現代の機械式時計としては珍しいレイアウトで、ローターにはコルムの象徴である「鍵」モチーフを採用。サテン仕上げ、面取り、グレイン仕上げなど細部に至るまで丁寧な仕上げが施されており、その造形美はシースルーバックから堪能できる。さらに、約72時間のパワーリザーブを確保しながら構造を最適化することで、自動巻き機構を備えつつケース厚8.90mmという薄型プロポーションも実現している。



完全新設計のインテグレーテッドブレスレットを初採用。ケースとブレスレットを一体化することで、視覚的な連続性と装着時の一体感を高めている。

ケース径39mmとなるアドミラル39には、隕石(メテオライト)ダイアルといった特徴的なモデルから、スタンピングによるエンボス加工とグラデーションによって海の世界観を表現したブルーのウェーブダイアル。さらには、ペトロリアムカラーやスケルトン、グレーダイアル、ローズゴールドモデルなど、多彩なバリエーションを展開。素材と構造の違いによってアドミラルの表現の幅を拡張している。



一方、新たに投入されたケース径36mmのアドミラル36は、単なる小径化ではなく、デザインコードを再構築したモデルで、視覚的バランスやインデックス配置、余白設計を最適化。エンボス加工による波模様とグラデーションが、小径ケースの中でも確かな存在感を放つブルーのウェーブダイアルモデルは、その象徴的意匠を36mmへと落とし込んだ中核的存在。そのほか、バーガンディーのサンレイ、マザージオブジパール、ダイヤモンドセッティングなども展開し、装飾性と実用性を両立したラインナップとなっている。
コルム公式サイト:https://corumwatch.jp/