愛知県東部と静岡県西部を舞台に、ワンデイで行われるクラシックカー・ラリー・イベントのジーロ・ディ三河~遠州。今年5回目の開催で、私は第3回からスタート&ゴール時の車両紹介アナウンスなどを担当しています。昨年からスタート&ゴール地点が、日本三大稲荷のひとつである豊川稲荷となり、より多くの方に楽しんでもらえるイベントになりました。 因みに豊川稲荷は正式には円福山 妙厳寺という曹洞宗の寺院で、豊川吒枳尼真天(だきにしんてん)という白狐に乗り稲穂の束を担いだ天女が祀られていることから、神道の稲荷信仰と習合して豊川稲荷と呼ばれるようになったそう。本殿の前には大きな鳥居があり、少し不思議な感じがするお寺さんです。 今回は、オフィシャルカメラマンの奥村純一さんと一緒に、お友達の紀伊修平さんの1964年式ルノー・ドーフィンに便乗させてもらい、愛知県までを往復してきました。紀伊さんがゴルディーニばりにチューニングしていたこともあり、僅か850ccの小さなセダンにおじさん3人と機材や荷物がギューギューだったにも関わらず、ドーフィンは快調に走ってくれました。また一人で運転手を務めてくださった紀伊さんに
マクラーレンは現在、F1やインディカーシリーズを運営する「マクラーレン・レーシング」と、ロードカーの開発・生産を担う「マクラーレン・オートモーティブ」の2部門で構成されている。 フェラーリやロータスと同様、モータースポーツを礎にロードカーを生み出してきた、数少ないメーカーのひとつだ。かつては「マクラーレン・カーズ」の名のもと、1992年に初のロードカー「F1」を世に送り出した。ゴードン・マーレーが手掛けたそのマシンは、並列3人乗りという独創的なレイアウトと、圧倒的なパフォーマンスで世界を驚かせた。 さらに、そのF1をベースとしたレーシングマシン「F1 GTR」は、ル・マン24時間レースをはじめとする世界の舞台で輝かしい戦績を残し、マクラーレンの名を不動のものとした。 その後しばらくロードカーの展開は途絶えるが、2011年、「マクラーレン・オートモーティブ」として再始動。自社開発のシャシーとエンジンを備えた「MP4-12C」を皮切りに、再びロードカー市場へと本格参入を果たす。以降、送り出されるモデルはすべてスポーツカーであるという点にも、このブランドの哲学が色濃く表れている。
ポルシェ911が高くなった。もちろん、元々中古車市場でも高値安定だったが、我々クルマ好きが算定する、乗った時の喜び、保有した時の満足感の対価としての価値を遥かに超える、恐ろしい値段になっている。 円が弱くなって久しい昨今では、海外のインフルエンサーの動画や実車オークションの模様などをSNS経由で眺めているとポルシェを問わず、「あ!これ日本にあったやつじゃない?」的な個体に出くわすことも珍しくない。そして皮肉なことに、走ってこそ真価がわかる、走ってなんぼのハイパフォーマンスモデルに限って、資産価値的な面に重きが置かれ、走行距離が何百キロみたいな、新古車が出てくるわ出てくるわ。乗らずに寝かせて価値が上がるのを待つのが鉄則的な。昨今巷を賑わす「転売ヤー」の、桁が異次元に違うことが実車の業界でも起きている。 そんなこともあって、庶民にとっては無縁ないわゆるスーパーカー/ハイパーカーを普通に思う存分乗って楽しんでいるオーナーを見ると、妬みとよりも先に、何だか嬉しくなったりもする。クルマも嬉しそうに見えるのはたぶん気のせいだと思うが。 ほんの10数年前までは、911で高いのは空冷期のモデ
1954年に開催された『第1回全日本自動車ショウ』を原点とする『東京モーターショー』が、コンセプトも新たに『ジャパンモビリティショー(JMS)』へと昇華されてから3年の歳月が経過した。JMSの第1回は2023年、第2回は2025年に開催されたことは記憶に新しい。いずれも新時代を予感させるクルマ、否、モビリティが多数展示されたが、その2回のJMSを振り返ってみて、はっきりと意識下に残っている、車名もしっかりと記憶しているモビリティはどれくらいおありだろうか。次期型日産GT-Rのようなクルマも話題を呼んだが、その名称は記憶にあるだろうか? ここでその答え合わせをするつもりは毛頭ないが、そんな数多のモビリティの中にあっても、おそらくクルマ好きの脳裏にその姿かたちと車名をしっかりと刻んだものとして、3年前のことではあるがマツダのアイコニック SPの名を挙げることに多くの方が賛同してくれるのではないかと思う。 アイコニック SPの姿をひと目見ようとクルマ好きがマツダブースに押し寄せ、あるいは本項をお読みの方ならその順番待ちの列に並んだ、という記憶をお持ちの方も居られることだろう。 マ
GT-Rばかりが収められたガレージ15軒を収録した「松田次生のGT-R GarageLife2」が3月31日に発売。2026年度から監督も務める松田さんが、実際にGT-Rが入ったガレージを訪問しオーナーとクルマの話、ガレージの話を伺う企画の1冊。 日本をはじめ、台湾、タイ王国のGT-Rのガレージを収録。そしてSUPER GT2025のレースシーンもお届け。 スペシャル対談としてMINI GT、日下エンジニアリング、REBDEZVOUSの社長との対談も収録。GT-Rファンをはじめ、松田次生さんのファン、GarageLifeのファンまで楽しめる内容の濃い1冊をお届けする。 Amazon.co.jp: 松田次生のGT-R GarageLife2 (NEKO MOOK) : ガレージライフ編集部: 本Amazon.co.jp: 松田次生のGT-R GarageLife2 (NEKO MOOK) : ガレージライフ編集部: 本このブランドからこの著者から
現在発売中のティーポ4月号(405号)の巻頭特集取材のために、東京から神戸と岐阜にクルマで往復した際のこと。取材日は2月上旬で、数日前に東京でも雪が降ったため、積雪の心配のある岐阜方面に行くこともあり、スタッドレスタイヤを履いたクルマがいいだろうということで、奥村カメラマンが最近足として使っている20年程前のスズキ・アルトで行くことにしたのです。 数日前の雪の日にもこのアルトで千葉まで取材に行っていたので、「まぁ大丈夫だろう」と思ってはいましたが、往復で1300km程を2日半で移動、それも中古ならぬ大古車に近い軽自動車でというのは、さすがに少し不安でもありました。 奥村さんのアルトは、2004年から2009年に作られた6代目モデルで、54psの660cc直3DOHC NAエンジンを搭載するFFの5速MT仕様でした。 はい、ここでティーポ読者の皆さん、アルトが今何代目モデルかおわかりでしょうか? 普段から軽自動車にお乗りの方ならご存知でしょうが、私も含めて「あんまり興味がないからわからない」という方が多いのではないでしょうか? 実はロングセラーのアルトは、1979年発売の初代(4
銀座の上空を貫くKK線に、200台以上の空冷ポルシェが集結!展示車両の総額は100億円を超えるとみられるポルシェの祭典
ティーポ編集部員でレースアナウンサーのナカジ~こと中島秀之です。ティーポは現在販売中の2026年4月号を最後に、定期発行ではなくなり、不定期発行誌となります。そこでこのTipo WEBで、日々の気になったことや、取材裏話、イベント紹介、アナウンスのお仕事紹介などを行う「ナカジ~のティーポ的コラム」を始めていきます。よろしくお付き合いください。 さてティーポ最新号の巻頭特集のテーマはライトウェイト・スポーツカーで、私はオーナーさんの取材を中心にいろいろ原稿を担当しています。その中で、1964年のトライアンフ・スピットファイア・ル・マンの取材は、ちょっと興奮ものでした。 というのも、このワークス・スピットファイアは誌面でも触れたように、カーグラフィック誌1980年4月号に掲載された個体そのもので、当時浪人生だった自分はヒストリックカーへの興味が増していた時期だったため、「うわ、カッコいいなぁ」と思って見ていました。その後某自動車メーカーのサラリーマンになって数年した頃、カー・マガジン誌1989年2月号に掲載され、Bowさんの表紙絵と共に「やっぱりカッコいいなぁ」と、改めて思ったものです
今シーズン、日本国内で新たにスタートするワンメイクレースが「CATERHAM CUP JAPAN」だ。本国イギリスのケータハムは、長年にわたりクラブマンレースを支えてきた歴史を持ち、ライトウェイト・スポーツカーの楽しさをモータースポーツの現場で育んできたブランドだ。その思想が、いよいよ日本でも本格的なシリーズとして動き出す。 イギリスでは初心者からエキスパートまで、ドライバーのレベルに合わせた複数クラスが用意されているが、初年度となる今シーズンは1クラスのみでの開催となる。シンプルなレギュレーションの中で、まずは〝モータースポーツの楽しさ"を共有する場としてスタートする。 使用される車両はセブン170Rをベースに、本国FIAレギュレーションに準拠したロールケージなどを備えたワンメイク仕様。フルハーネスやサイドネットといった安全装備を追加する以外は、基本的にほぼストックのままレースが行われる。通常であればサスペンションなどの強化が求められそうなものだが、セブンは軽量であるためほぼノーマルのままでも十分に対応可能だという。余計なパワーや過剰なグリップに頼らず、マシン本来のバランスで勝負
昨年10月、巨大物流倉庫でのシークレット&サプライズ開催で話題となった、JDMカーカルチャーのナイトパーティー「Red Bull Tokyo Drift」がこの春にスケールアップして開催されることとなった。今回も迫力あるドリフトデモランやカスタムカー・ミーティング、ライティング演出とDJプレイが予定されていて、すでにミーティングへのカスタムカー出展は締め切られているが、この完全招待制のシークレットパーティーに入場できる手段が発表された。 【RED BULL TOKYO DRIFT 2026開催概要】 日時:2026年3月21日(土) 会場:東京近郊 備考:完全招待制 このRed Bull Tokyo Drift 2026は一般入場チケットの販売がないそうで、参加するには、LA発信のアパレルブランド「Tokyo Drive Car Club」とのコラボによる、Tシャツ(税込9900円)、ロンT(税込12100円)、フーディ(税込19800円)、スタジャン(税込121000円)という数量限定アイテムの購入がマストとなるのだ。 販売はTokyo Drive Car
ティーポ405号(2026年3月6日発売)の特集テーマは「軽いはスポーツカーの原点。」=ライトウェイト・スポーツカーです。近年のスポーツカーシーンといえば、ハイパーカーやハイパフォーマンスカーが話題の中心となっています。国内外で次々と発表される最新モデルは、圧倒的なパワーや高度なテクノロジー、美しいデザイン、そして豪華な装備を備え、多くの人を魅了してやまないのも事実。 一方でティーポが改めて見つめ直したいのは、純粋に「走る楽しさ」に立ち返ったライトウェイト・スポーツカーの存在です。軽さはクルマの性能全てに直結し、特にドライバビリティにおいてその効果は絶大です。余分のなものを削ぎ落としたシンプルな作りだからこそ、ごかましのきかないピュアな走りの楽しさが楽しめるのです。 本特集では、ライトウェイト・スポーツカーの楽しさを、様々なクルマから検証します。クルマを操る歓び、ドライバーとクルマの一体感、スポーツカーを持つ悦びなど、ヒストリックから最新の電動モデルまで、ティーポならではの切り口で掘り下げていきます。 【主な特集の内容】 ・ジネッタG16とシェブロンB16という2つのレー
スイスのシャフハウゼンを拠点とする高級腕時計ブランド「H.モーザー」は、BWTアルピーヌF1チームとのパートナーシップに基づき、同チームのモータースポーツ活動へのサポートと同時に、美しさと機能性を追求したコラボウォッチを手掛けてきた。昨年にはチームカラーであるブルーを基調にした、機械式の「ストリームライナー・アルピーヌ ドライバーズエディション」とスマートウォッチの「ストリームライナー・アルピーヌ メカニックエディション」を限定200セットでリリースしたが、先ごろ2026年F1シーズンの開幕を記念した新作タイムピース2モデルの「ストリームライナー・アルピーヌ ドライバーズ ピンク エディション」と「ストリームライナー・アルピーヌ メカニック ピンク エディション」を発表した。 今作の特徴は2026年のBWTアルピーヌF1チーム新型マシン「A526」の大胆なカラーリングへのオマージュとなる「ピンク」である。アジェノー社製の高性能自動巻きムーブメント「Cal.HMC700」を搭載したスケルトン・バージョンの「ストリームライナー・アルピーヌ ドライバーズ ピンク エディション」では、ダイ
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