【プジョー308GTi 270長期レポート06】走りとスタイリングのベストバランスかも?【PADDOCK PASS】

【プジョー308GTi 270長期レポート06】走りとスタイリングのベストバランスかも?【PADDOCK PASS】

スポーツ走行への復帰に向けて準備を進めてきた長期リポート車のプジョー308GTi270。とはいえファミリーカーは普段の快適さも大事ということで、純正タイヤと同サイズの「ミシュラン・パイロットスポーツ5」を選んだわけだが、やっぱり組み合わせるホイールにもこだわりたい。

【WORK EMOTION M8R × MICHELIN PILOT SPORT5】高い走行安定性とグリップを予感させるミシュラン・パイロットスポーツ5に組み合わせるホイールが、鋳造ワンピースの「ワーク・エモーションM8R」。308GTi用の仕様は8.5J×19インセット+45で、価格は6万4,000円+税(センターキャップ別)だ。

そもそもプジョー/シトロエンは、ホイールのP.C.Dが108設定なのでアフターの適合品が少ない。とはいえ前輪のキャリパーに干渉しない19インチサイズのままで、剛性も軽量化も欲張りたい! と、このプジョーの主治医であるオート・ポワ・ルージュの大竹代表に相談したところ、国内メーカーの「WORK(ワーク)」でセミオーダーできることがわかったのだ。

結局悩むことなく選んだのは、ミドルテーパー形状で細見なダブルスポークの張り出しがいい感じの「ワーク・エモーションM8R」光沢ブラック。インセットほか仕様の設定&オーダーを大竹代表にオマカセして、約2カ月で完成したホイールにミシュランPS5を組み合わせたところ、なんと純正ホイール+タイヤより約2.8㎏も軽い。ひと転がりのフリクションが大幅に軽減された上に、ハンドリングの鋭さも増した感じ。まだまだ皮むきのナラシ中だが、タイヤは十二分なグリップがあっても静かで、アシの動きが軽快で気持ちいい。

社外ホイールに適合するテーパーボルトを発注し忘れていたので、オート・ポワ・ルージュ大竹代表の私物を借りて無事に取り付け。あとで返しますね。

いよいよサーキットでのスポーツ走行デビューも近い。まずは袖ヶ浦フォレストレースウェイに挑戦してみようかと、いまからワクワクしている。

【点検必須:スピードセンサーは順に逝く】車検のタイミングで「ABS」「ESC」「パーキングブレーキ」に異常発生なんて不穏なワーニングが続々と。早速スキャンツールで診断したところ、左前の車速センサー不良と判明。大竹代表によれば、「ここはプジョーのウイークポイントだから順番に壊れていくかも」とのこと。

【ティーポ#401号より転載】Special Thanks:オート・ポワ・ルージュ 
Tel:048-865-0470 URL_https://www.auto-pois-rouge.com/