【プジョー308GTi 270長期レポート02】バネ20%アップ車高20㎜ダウンで乗り心地は?【PADDOCK PASS】

【プジョー308GTi 270長期レポート02】バネ20%アップ車高20㎜ダウンで乗り心地は?【PADDOCK PASS】

長期リポート2回目となるプジョー308GTi270(T9型)は、仕事で使うことが増えてから走行距離を伸ばし、車齢8年目で5万5555㎞のキリ番(見逃した!)に達した。これまではオイルやタイヤといった消耗品の交換以外に手間が掛からない健康優良児だったが、ここ最近は公道のゼブラや起伏でのおさまり方がシャキっとしなくなってきたのだ。

19インチ35扁平のタイヤを標準で履くことも相まって、コンフォート系よりもやや硬めと納得していたが、プジョー自慢の猫足が劣化しはじめたかと心配になり、さっそく埼玉のオート・ポワ・ルージュ大竹代表のもとに駆け込んだのだ。
そこで今回選んだメニューは、珍しく308GTi適合の強化スプリングがある「アイバッハPRO‐KIT」への交換である。スプリングレートは純正比の約20%アップで車高は20㎜ダウンとのことだが、そもそも純正ダンパーと組み合わせて乗り心地を損なわないところがアイバッハのウリである。

むしろ交換後のチョイ硬いアシさばきが好ましく、減速時のノーズダイブや細かい振動も抑えられてイイ感じ。ドイツっぽいカッチリした乗り味が308GTiにマッチしたというよりは、「ヤレたアッパーマウントは乗り心地が悪くなる原因だから交換はマスト」というのが大竹さんの見立てだ。

部品のお取り寄せから交換作業までは、おなじみプジョーオーナーの駆け込み寺である埼玉のオート・ポワ・ルージュ大竹代表にオマカセ。「フロントサスの交換作業は、気を付けないとギアオイルが漏れるんだよ」とノウハウも豊富なのだ。
もともと標準グレードより車高が低い308GTi270に強化スプリングを投入するも、20㎜ダウンでは“ちょっと雰囲気変わったかな?”レベルといえる。

ともあれこのシャキっとしたフィーリングは気に入った! またスポーツ走行にでも挑戦してみようかな。

【ティーポ#397号より転載】Special Thanks:オート・ポワ・ルージュ 
Tel:048-865-0470 URL_https://www.auto-pois-rouge.com/