【プジョー308GTi 270長期レポート01】意外と適合品に乏しいブレーキパッドを発見【PADDOCK PASS】

昨年から長期リポート連載に加わったプジョー308GTi(T9型)は、205GTiから106S16、206RCとプジョーの歴代ホットハッチを愛車にしてきた、本誌ハギワラが5年前に中古で手に入れたモノ。ということで、これから日々のメンテを報告していきます。


スポーツカー御用達ALCON製キャリパーとディスクを純正採用。サイズが大きいから履ける社外ホイールも限られてしまう。自慢の4ピストンはパッドの減り具合に応じて動きが渋くなっていた。汚れも気になる。
ご存知の通りこのモデルは、小排気量ターボながら最高出力270psというホットハッチ。フロントブレーキもALCON製4ポット採用するなど相応に強化されているが、これがなかなかのクセモノで、タッチも効きも悪くないけど、ウワサによればパッドが減ってくるとピストンが固着してしまうらしく、サーキット走行でフェードしがちだったのも気になるところ。

まだまだ元気に乗り続けたいので、定期点検でパッド残が5ミリと発覚したのを機に、さいたま市にあるプジョーの駆け込み寺、「オート・ポワ・ルージュ」大竹代表の元へと駆け込んだ。早速チェックしてもらうと、やはりピストンの動きがシブくてパッドも片減り状態。そこで、「純正も悪くないけど、これがおススメだよ」と、大竹さんが用意してくれたのが、輸入車用ラインナップが豊富な「breni(ブレーニ)」のブレーキパッドだ。本来GTi270のフロントには適合品が設定されてないのだが、販売元のアウトフレンにご近所のよしみで特注したそうな。



オート・ポワ・ルージュ大竹代表のオススメは、輸入車用ブレーキパッドを扱うAutofren(アウトフレン)の低コストで超低ダストな「breni(ブレーニ)」ブレーキパッド(特注サイズ)。5.4万kmまで無交換だった308GTiの純正パッドは残5ミリだったが、固着気味なピストンの影響でやや片減りが進んでいた模様だ。
サクっと交換してもらったところ、タッチも制動力も大満足。低ダストタイプというのも好感ポイントだ。「価格は公開しないけど純正よりお買い得だよ」とのこと。詳しくはお問合せを!

【ティーポ#396号より転載】Special Thanks:オート・ポワ・ルージュ
Tel:048-865-0470 URL_https://www.auto-pois-rouge.com/