北米発売直前! ソニー・ホンダモビリティAFEELAが東京・銀座でトークイベントを開催

北米発売直前! ソニー・ホンダモビリティAFEELAが東京・銀座でトークイベントを開催
東京中央区銀座のカーギャラリーG735 Galleryが会場となった

「多様な知で革新を追求し、人を動かす。」をテーマに、次世代モビリティの在り方を提言するべく設立されたソニー・ホンダモビリティは11月29日(土)、今秋から同社のプリ・プロダクトモデル「AFEELA1」を展示してきた東京・中央区のG735Galleryを会場に、トークイベント「AFEELA Talk Salon 移動が居場所になる時代へ~松浦弥太郎さんと考えるこれからのモビリティ」を開催した。

トークゲストはエッセイストの松浦弥太郎さん(左)と司会も務めたクリス智子さん(右)
ソニー・ホンダモビリティAFEELAブランドの商品企画部門を統括する纐纈氏

エッセイストでクリエイティブディレクターの松浦弥太郎(まつうらやたろう)さんとJ-WAVEほか番組ナビゲーターでおなじみのクリス智子さんをトークゲストに招き、ホストとなるソニー・ホンダモビリティ「AFEELA(アフィーラ)」ブランドの商品企画部門を統括する、纐纈潤(こうけつじゅん)ゼネラルマネージャーと、「移動」について語り合うトークイベントということで、抽選で選ばれた高感度な参加者で会場は熱気に包まれていた。

“ドライブ好き“を自称する松浦さんにとって、クルマの運転は「スイッチをオフにして、自身を内省できる嬉しい時間」であり、「移動のプロセスをどう楽しむかにセンスが表れる」と、ドライブから得られるインプットで感性が磨かれるという持論を展開。一方のクリスさんも「クルマには(パーソナルな)部屋感を求めているから、リラックスできる居心地のいい空間にしたい」とコメント。

対してソニー・ホンダモビリティの纐纈氏は、「電車、バス、タクシーといった公共交通機関は、環境によっては我慢を強いられるケースもあるから、理想は”ずっと移動していたい空間”」として、「TRAIN SUITE四季島」「トワイライトエクスプレス瑞風」客船「飛鳥Ⅲ」など、移動そのものが旅の目的となっている事例を紹介。そこから、「移動」は自身をアップデートするチャンスと捉え、AI技術とパーソナライズによって特別な体験が享受できる「AFEELA1」のコンセプトは、「家」「職場」「カフェ」に続く“4th Place(第4の居場所)”であると結び付けた。

その後、AFEELA1の車内に乗り込んだ松浦さんとクリスさんは、纐纈氏の解説付きでエンタテインメント機能やインターフェイス技術を体験。航続距離やスペックで語られがちな電気自動車の中でも、最先端UI技術による空間演出やAI技術によってクルマがリラックス空間となり、頼れるパートナーにもなり得るAFEELA1に新鮮な驚きを表わしていた。

いよいよ2026年から北米カリフォルニア州を皮切りにデリバリーが開始される「AFEELA1」。年始にラスベガスで開催されるCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー) 2026の会場でも最新情報がアップデートされるだろう。
AFEELA公式サイト https://www.shm-afeela.com/ja/