カロッツェリア2025年冬の新製品はコスパ抜群な車種別チューンアイテムが目白押し!

カロッツェリア2025年冬の新製品はコスパ抜群な車種別チューンアイテムが目白押し!

カーナビ&カーAVメーカーであるパイオニアの製品ブランド「カロッツェリア」が2025年冬の新製品群を発表。その商品説明会に用意された主要国産モデルのデモカーにはそれぞれに最適なシステムアップ製品が装着されていたが、最初に体験した軽ワゴンのスズキ・スペーシアからしてリポーターもビックリである。

ディスプレイオーディオ「DMH-SF900」をメインに、カスタムフィットスピーカーのエントリーモデル「Fシリーズ」=17cmセパレート2ウェイスピーカーと2.9cmトゥイーターがセットの「TS-F1750S(実勢価格20,000円前後)」で構成されたシステムだが、車種専用キット「UD-K310(8,800円)」でAピラーに取付けられたトゥイーターが、サウンド中域までを担当して狭い車室内に立体感を創出。女性ボーカルの艶っぽい息遣いが再現された上に、ウーファーで起こされたフルボリュームの低音でドアパネルがビビらないところにも技術の進化ぶりが実感できた。

このスズキ・スペーシアにはデジタルミラー型ドライブレコーダー「VREC-MZ300D(実勢価格32,000円前後)」も装着。タッチパネル式IPS液晶モニターを備え、フロントカメラ一体化でブラック基調の本体と、従来よりもコンパクトなリアカメラのコンビで、機能性はもちろんスタイリッシュさにも磨きを掛けている。

一方、アルミ製トラスバスケットフレームや2重構造アラミドファイバーコーンといった高品位パーツのウーファーだけでも満足度が高い、カスタムフィットスピーカーの上位モデル「Cシリーズ」をインナーバッフル「UD-K5310」やサウンドチューニングキット「UD-S701」でインストールして、サブウーファーの「TS-WX400AS」を組み合わせたホンダ・フリードのデモカーはさすがに臨場感抜群だ。逆に言えば、エントリーモデルながら軽ワゴンで高品位な音場を実現した、前出「Fシリーズ」の完成度とコスパのよさをさらに際立たせた。

フリードのデモカーは車種専用2DIN取付キット「KK-H88DE」で今春リリースされたフローティング式9V型の「楽ナビ」がインストール可能になっていた。

カロッツェリア新商品の「コスパのよさ」の観点では、やはり車種専用スピーカーと取付キットのラインナップ拡充は欠かせないポイントだろう。需要が高そうなプリウスと人気SUVのランクル250では、純正カーAVシステムにパワーアンプ内蔵デジタルプロセッサー「DEQ-2000A(12月発売予定/実勢価格53,000円前後)」を組み合わせて、トヨタ車専用2ウェイスピーカー「TS-H100-TY(実勢価格25,000円前後)」に換装しただけで、たちまち高品位なサウンド空間に仕上げられることを証明。

なお、今回の商品説明会では、「楽ナビ」2023年/2024年モデルで「Apple CarPlay」「Android Auto」が使える無償アップデート(11月27日実施)を解説。併せて急速充電対応「USBシガーチャージャー」とマグネット式「USBケーブル」「ライトニングケーブル」といったモバイルアクセサリー(いずれも2026年2月発売予定)も公開した。

carrozzeria パイオニア https://jpn.pioneer/ja/carrozzeria/