[ナカジ~のティーポ的コラム04]ジーロ・ディ三河~遠州に行ってきました!
愛知県東部と静岡県西部を舞台に、ワンデイで行われるクラシックカー・ラリー・イベントのジーロ・ディ三河~遠州。今年5回目の開催で、私は第3回からスタート&ゴール時の車両紹介アナウンスなどを担当しています。昨年からスタート&ゴール地点が、日本三大稲荷のひとつである豊川稲荷となり、より多くの方に楽しんでもらえるイベントになりました。

神社ではないのに、鳥居があって狐の像もある、不思議な豊川稲荷がイベントのメイン会場。
因みに豊川稲荷は正式には円福山 妙厳寺という曹洞宗の寺院で、豊川吒枳尼真天(だきにしんてん)という白狐に乗り稲穂の束を担いだ天女が祀られていることから、神道の稲荷信仰と習合して豊川稲荷と呼ばれるようになったそう。本殿の前には大きな鳥居があり、少し不思議な感じがするお寺さんです。
今回は、オフィシャルカメラマンの奥村純一さんと一緒に、お友達の紀伊修平さんの1964年式ルノー・ドーフィンに便乗させてもらい、愛知県までを往復してきました。紀伊さんがゴルディーニばりにチューニングしていたこともあり、僅か850ccの小さなセダンにおじさん3人と機材や荷物がギューギューだったにも関わらず、ドーフィンは快調に走ってくれました。また一人で運転手を務めてくださった紀伊さんにも感謝です。
イベント当日の4月5日は前夜からの雨もあがり、晴後曇りで気温は20度ちょっとという絶好のコンディション。朝から豊川稲荷の境内に、50台余りのヒストリックカーと、境内で展示されるバブルカーなどが次々と集まりました。
開会式の後、9時20分からゼッケン順に各車が、いきなり境内でPC競技を行いながらスタートしていきました。ここで車両紹介のアナウンスを担当したのですが、1台ずつのスタート間隔が短いため、ドライバーとパッセンジャーのお名前、車両の名前、年式、そして車両の特徴や歴史などを話すのに精いっぱいで、なかなかPC競技のタイムまではご紹介できませんでした。すみません。
上左:アルファロメオは多数参加。ジュリア系ベルリーナ、クーペ、スパイダー(ジュリエッタ系)など。上中:英国車も多数派。エランS1、TR3、Eタイプfhc、左端はライトウェイトEタイプ仕様のロードスター。上右:356は2台出場。プリAのスピードスターと新車から日本にある356A。下左:アバルト595と750Record Monza、その奥にVWカルマンギア。下中:昨年は4台、今年は3台が揃ったルネ(マトラ)・ボネ・ジェットとアルピーヌA110 1600S。下右:MGミジェットの隣は1934年式ライレー9 Spl。
参加車両はスタート後、コマ図に従って、遠州灘沿いに出てからボートレース浜名湖でのPC競技に参加。浜名湖沿いに北上してから、三ケ日のワインディングロードを経て2時間半ほどで豊川稲荷に戻るラリーを楽しみました。
上左:ラリー参加車両が走行している間、豊川稲荷ではバブルカーのオーナーさんが、ギャラリーの皆さんに愛車を披露。シートに座ってもらうサービスも。上中:参加者、スタッフの昼食は名物のお稲荷さん。上右&下左:ラリーには参加されなかったものの、愛知県が地元の世界的フェラーリ・コレクター平松さんが、フェラーリSP3デイトナを披露してくださいました。たまたま開催されていた西元祐貴さんの墨絵展の馬の絵がフェラーリの後ろに置かれ、跳ね馬が共演。下中:毎年手作りのトロフィー。今年はチェッカーを持った狐ちゃん。下右:開会式と表彰式は歴史ある建物を背景に行われました。
豊川稲荷に戻ってきた車両を私がアナウンスで再び1台ずつご紹介し、車両は境内に暫く展示。参加者の皆さんは名物お稲荷さんの昼食を楽しみました。その後2時から表彰式と閉会式を行って、3時にはイベントが終了しました。
上左:素晴らしい状態のシトロエンSM。上中:新車のような輝きだったユーノス・ロードスター。上右:ダットサン・フェアレディSP310と初代シルビア。下左:1970年式の1300ジュニアをベースに、レストモッド的なモディファイが加えられたジュリアクーペ。競技では総合優勝を飾りました。下右:日本では極めて珍しい1950年式ランドローバーSr.1。
地元の皆さんが協力して運営されているこのジーロ・ディ三河~遠州。クラシックカー・ラリー・イベントに参加したいけれどハードルが高いと思っている方には、費用も含めてとても参加しやすいイベントだと思います。気になる方は、来年ぜひ挑戦してみてください。
さてイベント終了後、おじさん3人組は再びかわいいドーフィンに乗り込んで、東京まで無事帰りました。参加者、関係者の皆さん、お疲れ様でした!
ジーロ・ディ三河~遠州2026 https://ccft.jp/