
伝統と革新。今のモーガンを表すのに、これほど相応しい言葉はないのではないだろうか。クラシカルなスタイル、ハンドメイド、トネリコ材を用いたボディフレームなど、モーガンには今なおクラシックカーを造り続ける、トラディショナルな自動車メーカーというイメージがある。
確かにそれは間違いではない。けれども、モーガン・プラス6が登場した頃から、同社は大きな転換期を迎えたように思う。シャシーにはアルミニウム製の新世代プラットフォームが採用され、そこに伝統のトネリコ材を用いたボディフレームを組み合わせる。さらにBMW製の最新パワートレインを搭載することで、その走りも大きな進化を遂げた。
プラス6の開発時には、「モーガンのクルマにとってアジリティとは何なのかを再定義した」と、当時の開発責任者が語っていたことを思い出す。長年にわたって生産されてきた4/4が終了し、新たにプラス4がデビューするなど、ここ数年のモーガンは目まぐるしい進化を続けている。

そして昨年、日本に導入されたフラッグシップモデル「SUPERSPORT」は、トラディショナルでありながら現代のエッセンスを巧みに取り込んだ、唯一無二の存在として注目を集めた。エレガントさの漂うエクステリアに反して、動力性能は豪快そのもの。そんなギャップもまた、モーガンの魅力をさらに際立たせている。
その進化は留まることを知らない。SUPERSPORTのコンセプトをさらに突き詰めた、新たなフラッグシップ「SUPERSPORT 400」がラインナップに加わった。
搭載するのは、モーガンのカタログモデルとして史上最もパワフルな408psを発生する、BMW製3リッター直列6気筒ターボエンジン。出力向上に合わせてシャシー側にもチューニングが施され、ナイトロン製の調整式ダンパーと専用のサスペンションジオメトリを組み合わせたダイナミックハンドリングパックが標準装備となる。

モーガンのアイコンともいえるフロントフェンダーには、新たにベントを追加。空気の流れと冷却性能を高めるとともに、SUPERSPORT 400ならではの表情を生み出している。さらに軽量鍛造の19インチSportliteアロイホイールや、専用開発のハイフローアクティブパフォーマンスエキゾーストなど、このモデルならではのスペシャルアイテムも数多く採用された。
インテリアにも、アルカンタラの新たなオプションや専用ステッチ、専用メーターデザインなどを設定。モーガンらしいエレガントな雰囲気を残しながら、よりスポーティなテイストが加えられている。
そして、今も熟練した職人の手によって造られるモーガンだけに、豊富なカラーや素材、オプションを組み合わせ、自分だけの一台を仕立てられるパーソナライズの楽しさも大きな魅力だ。




車両価格は3125万1000円(税込み)。
問い合わせ:モーガンカーズ・ジャパン
https://www.morgan-cars.jp