ティーポ春のサーキット走行祭り 「SPEED FESTIVAL 2025 in SODEGAURA」に腕自慢の猛者たちが大集結!

創刊400号を迎えた我がティーポ編集部では、年始早々の「ニューイヤーミーティング」に気をよくしたこともあって、「スポーツ走行の運動会をやろう!」という機運が高まった。ということで、2025年3月22日(土)に千葉の人気サーキット「袖ヶ浦フォレストレースウェイ」を会場に「SPEED FESTIVAL 2025 in SODEGAURA」を開催したのだ。

朝から晴天に恵まれた当日はTシャツで過ごせるくらいのご陽気っぷり。ときおり強風に見舞われるシーンがあったものの、かねてからの雨予報をくつがえせた強運に感謝したい(特に日頃のおこないが良いわけではない)。今回もタイム計測付き「スポーツ走行」や初心者でも気軽にサーキットを走れる「先導付体験走行」、人気の「サーキットタクシー」といったプログラムを用意したほか、おなじみのノスタルジックオート三輪舎による「トゥクトゥク・タクシー」をはじめ、協賛各社のサポートによる車両展示や体験コンテンツは多くの参加者に喜ばれたようだ。









午前・午後に20分×2本が走れるスポーツ走行には、ティーポっぽい個性あふれるクルマたちがエントリーした。

たとえば、「ルノージャポン/アルピーヌジャポン」は最新のルノー・アルカナ エスプリ・アルピーヌとアルピーヌA110R TURINIを展示したほか、同ブランドのオーナーによるミーティングとスポーツ走行「RENAULT・ALPINE CUP」、最新世代のメガーヌR.S.が搭載する4輪操舵システム「4コントロール」の体験試乗会をサポートしてくれた。










「4コントロール体験」特設コースにルノー・メガーヌR.S.ウルティム2台を投入。参加者は自らステアリングを握ってパイロンスラローム(低速コーナー=逆位相)での鋭い切れ味と中・高速コーナー(前後輪同位相)での走行安定性を体感。「運転が上手くなった気になります」というコメントも。
ケータハムカーズ・ジャパンは最新モデルとなるスーパーセブン600を展示したほか、同ブランド公認であるスーパーセブン340Rの1/10スケール木製ミニチュアカーを限定販売して英国車エントラントの注目を集めた。


アルミ鍛造ホイールのトップブランド「BBSジャパン」は同社が運営するBBS TANZO CLUBのメンバーを集めたミーティングとサーキット体験走行を実施したほか、一般来場者も参加できる、BMW iX3のデモカー2台を使った次世代アルミ合金鍛造ホイール「FORTEGA」の体感試乗会を実施。純正ホイールとの比較で体感する最先端の鍛造ホイールの圧倒的な「軽さ」と「強靭さ」に参加者は驚いていた。






かねてからティーポと懇意にしてくれている「CARBOX横浜」は、アルピーヌA110オーナーをメンバーに袖ヶ浦FRWや筑波サーキット、富士スピードウェイなどで実施してきた「Club_A110トラックデイ」でジョイント。アルピーヌのワンメイクによるスポーツ走行は圧巻でした。









英国車専門「ウィザムカーズ」も同店のユーザーを中心に多くのロータスやケータハムのオーナーを集めた「ブリティッシュ・スポーツラン」を開催。経験豊富なドライバーたちが繰り広げる英国ライトウェイトスポーツカーのタイムアタック走行はワンメイクレースの可能性をイメージさせるくらい洗練されていた。









創刊400号記念ニューイヤーミーティングからご縁ができた、Made in Japanで旧車向けパーツを開発・販売する新ブランド「SYMPHONIC PARTS」は、国内サスペンションメーカーのTEINと共同開発のアクティブサスを投入したスーパーセブンやヨシムラ製4輪用TMRキャブレーターを搭載したジネッタG4R、イラストレーターの故BOW氏の愛車ロータス47GTを展示。レーサー鹿島さんによるデモランやヒストリックカー向けのフリー走行も実施してくれた。
そして極めつけが、レースカー・シェアリングやSIMトレーニングで個人のモータースポーツ活動をサポートする「HC GALLERY」による、【完全攻略】袖ヶ浦FRW㊙レッスンだ。レーシングドライバーで袖ヶ浦マイスターの澤圭太選手や山田遼選手らによる座学をみっちり受講した後に、講師の先導車によるレーシング速度域での「引っ張り」走行で、ラインやブレーキングポイントが学べるトレーニングはコース攻略のチート技といえるプログラムだ。





朝8時からはじまった「SPEED FESTIVAL 2025 in SODEGAURA」にはティーポ読者も数多く駆けつけてくれて、二代目ティーポ編集長の嶋田智之さんによる「じゃんけん大会」や協賛各社のデモカーに同乗できる「サーキットタクシー」、「トゥクトゥク・タクシー」といったフリープログラムに参加して、休日のサーキット遊びを存分に楽しんでいただけたようだ。ちなみに詳細なイベントリポートは6月6日発売のティーポ402号に掲載します!


ここから下のギャラリーでは、当日参加してくれた皆さんをなるべく多く掲載してみました。漏れていたらゴメンナサイ……。


















ヘルメットやグローブなしで同乗OKというサーキット体験走行も人気のプログラムなのです。









BBS TANZO CLUBメンバーにもサーキット体験走行に参加いただきました。BBS鍛造ホイールのパフォーマンスも体感できますね。









スポーツカーばかりじゃないのも先導付サーキット体験走行の面白いところ。一般道では味わえないと思いますよ。





もちろん日ごろのティーポご愛読への感謝なので、薄利上等! 運営の疲れもなんのその! 次は7月21日(月・祝)に岡山国際サーキットで「ボッシュカーサービス・プレゼンツ 岡山SPEED FESTIVAL 2025 with TOHM」を開催することになっているので、関西・中国エリアのみなさんもご期待ください!
