【プジョー308GTi270長期レポート08 】キッチリ整備でお買い得車を安心して楽しもう!
この連載でお世話になっているプジョーオーナーの駆け込み寺、さいたま市のオート・ポワ・ルージュに長期リポートカーと同じ308GTi270がやって来た。大竹代表の長男で同店メカニックの聡一さんがオークションでゲットしたということで、今回は中古308GTiのポイントを追ってみよう。
走行距離は3.5万Km程度なのでシートやステアリングに擦れや破損はなく、内装の状態はまずまず。残されたレーダー探知機が前オーナーの走りっぷりを物語る。
2017年式 のT9前期型は走行距離3.5万Kmチョイで、マグネティック・ブルーのボディもヤレてないようだが、まずはリフトアップしてフレームや足回りにダメージがないかを確認。エンジン&ミッション・オイルやベルト類、フィルターといった消耗部品の交換は基本とのこと。ただし、エアフィルターやギアオイルの交換にはインテークパイプの脱着が必要だし、ブレーキパッドやスパークプラグも交換となれば、適合部品の手配はもちろん、プジョーの気まぐれで独特な構造も考えればDIY整備は避けたい。
車検切れから半年くらいストックされていたが、エアコンフィルターの目詰まりとオルタネータベルトに亀裂があった。オイルとゴムベルト類、フィルターは現状に関わらず新品に交換。
2016年2月から2019年4月までの前期型270モデルの中古車相場は、走行距離に応じておおよそ200~280万円程度。左Hの6速MT仕様というレア度ゆえにタマ数も少ないから、予算がマッチしたら実車を見ないで買っちゃうのもアリだけど、一般的な中古業者では難しいプジョーのツボを押さえた整備は必須だ。ちなみにオート・ポワ・ルージュでは、オークションや業販も含めたクルマ探しから納車整備・登録まで面倒を看てくれるそうだ。
【ティーポ#403号より転載】Special Thanks:オート・ポワ・ルージュ
Tel:048-865-0470 URL_https://www.auto-pois-rouge.com/